梅干しを1日3gの摂取することで心身不調の改善に役立つ効能
食欲がないときなどに便利な梅干しですが、心身の不調を緩和するのに役立つと言われています。
酸っぱいだけだと思われていた梅干しのパワーを活用して、つらいシーズンを乗り切ってみませんか?
梅干しの効果と使い方をご紹介しますね。
梅干しが疲れを癒して食欲もアップ
ちょっと食欲がないときは、昔から梅干しが良いと言われてきました。
酸っぱいから気分が変わっていいのかな?と漠然と感じていた人に、詳しい効果をご紹介しますね。
梅干しにはクエン酸が含まれていますので疲労回復の効果が期待できます。
夏バテをしていても梅干しや梅風味のものを食べると少し復活するのは、胃腸の疲れを癒したり、梅干しの酸味が胃腸の消化液の分泌を促すからです。
二日酔いの朝も梅干しのお茶漬けやおかゆなら食べられるのには、このような理由があるからなんですね。
梅干しが気持ちの落ち込みに効く理由
梅干しで気分が晴れるなんて…と思っている人が多いのではないでしょうか?
酸っぱい梅干しは唾液の分泌を促す効果があります。
梅干しを思い浮かべただけで口の中で唾液が分泌される人もいますよね。
この酸っぱさから梅干しは酸性の食べ物だと思われています。しかし、梅干し自体はアルカリ性の食品で、毎日の生活で酸性になりがちな私たちの体には必要な存在なのです。
酸性に傾くと血液が黒っぽく濁った状態になって流れも悪くなるので、肩こりやイライラした精神状態を引き起こします。
梅干しを適量食べてアルカリ性が保てると、血液も健康な状態に保てるので、イライラを抑えて気分を落ち込ませることはないでしょう。
梅干しは、このようにして気分の落ち込み予防に効果が期待されています。
お肌にもいい!梅干しの効果は範囲が広め
ストレスや紫外線など日常にありふれたものが、体の中で活性酸素を増やすと言われています。
梅干しを食べて唾液の分泌が促進されるとカタラーゼという酵素が増えていきます。
このカタラーゼは活性酸素が体の中で毒のような働きをするのを抑えてくれるので、活性酸素が悪さをしないようにできるでしょう。
活性酸素の悪影響は体調を崩すだけでなく、肌荒れなどの原因にもなるため、梅干しでカタラーゼを増やすことができると、結果的に肌荒れ予防にもなると考えられますね。
たった3gの梅干しで十分
梅干しには「酸っぱい」のほかに「しょっぱい」イメージがあるので、塩分を控えている人には抵抗感があるでしょう。
塩分の取り過ぎは高血圧などの健康問題や、体のむくみの原因にもなるからです。
1日に何個もの梅干しを食べなくてはいけないなら、逆に健康に悪そうなイメージを持つと思います。
でも安心してください。
1日あたり3gの梅干しで十分に効果が実感できるからです。一般的な梅干しも中くらいのサイズが10gくらいだと言われています。
つまり1日に梅干しを1/2個、食べていれば心身不調の改善ができるということですね。
中くらいのサイズ1個で塩分が2.2gなので、1/2個なら1.1gの塩分量で済みます。
日本人の塩分上限量は、男性で8gまで、女性は7gまでが目安だと言われていますので、過剰な塩分を摂取することにはなりません。
梅干しを常備していない人も安心
梅干しをいつも冷蔵庫に入れているわけではないから無理と思っているなら、便利な梅肉のチューブもオススメです。
調味料として販売されていますが、梅を使用していますので、同じような効果が期待できますよ。他の食材を使用していることもありますので、出来れば100%梅に近いものを選びましょう。
チューブに入っている梅肉でも3gを目安に使うことで心身不調改善が期待できます。
塩分量はパッケージにも記載されていると思いますが、一般的なチューブ1本(40g)で4.4gが目安になっています。3gを使っても0.4g以内なので安心できる範囲ですね。
便利に使い分けて梅干しパワーを実感してください。
梅干しも梅肉のチューブでも、ご飯にのせて食べたり、そのまま梅肉だけを食べてもいいので飽きることなく続けられるでしょう。
まとめ
ここでは、梅干しが心身不調を改善する効果をご紹介しました。
梅雨や夏バテ時期など、体や気持ちがツラいと悩んでいる人は、梅干しの栄養を活用して快適な気分で過ごしてみませんか。
ほんの少しの量で充分な効果を実感できますし、値段もリーズナブルだと負担なく実践できると思います。
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