マニキュアが沈殿した場合「振っちゃダメ」な理由と正しい対処法
マニキュアが沈殿してしまった場合は「振っちゃダメ~」
マニキュアはその成分から長く置いておくと沈殿してしまうことがあります。
ボトルをガンガン振って混ぜようとする人がいますが、実はダメなんですよ。
そこで、マニキュアが沈殿してしまった場合の正しい対処方法をご紹介しますね。
ボトルを思いっきり振ってはいけない理由
マニキュアが沈殿するとボトルを振って混ぜればいい!
と思ってしまいますが、その直後に使うと何となく仕上がりが悪くなりませんか?
沈殿するくらいの期間が経っていると少しマニキュア液も濃くなっていて、ボトルを振って混ぜようとすると泡立ってしまいます。
その泡はどんどん表面に上がってきますし、時間が経ってもなかなか消えないのです。
待ちきれず泡立ったままのマニキュアを塗ると、気泡が入ってデコボコの仕上がりになるため、マニキュアのボトルを思い切り振って混ぜるのはオススメできないんですよ。
マニキュアが沈殿してしまったときの正しい対処方法って?
まず、ほとんどのマニキュアには攪拌(かくはん)玉が入っていると思います。
ステンレス製の小さなボールで、マニキュアが沈殿したときに混ぜやすくしているんですね。
手の平にボトルを挟んでゆっくり回転させるように動かすと、攪拌玉も動いて分離した成分が泡立たずに混ざります。
少し時間はかかりますが気泡が入ってマニキュアが失敗するよりはずっといいでしょう。
また、次の日にマニキュアを塗ることがわかっているなら先に分離を解消しておけばいいだけですね。
攪拌玉が入っていなくても丁寧にボトルを転がして混ぜれば、沈殿していた成分を混ぜることができます。
攪拌玉でも沈殿したマニキュアが混ぜられないときは?
マニキュアが沈殿してしまった場合、マニキュア液の濃度が高すぎて攪拌玉でも混ざらなくなることがあります。
そんな時は長い時間をかけて混ぜても仕上がりがきれいにならないので、マニキュア薄め液を入れてボトルを手の平で転がしたほうが良いでしょう。
マニキュア薄め液ではなく除光液を混ぜる人がいますが、爪に塗ったとき固まりにくくなるなどの問題があります。
マニキュアを剥がすための成分が入っているので、除光液を混ぜるのはよくありません。
また、専用の薄め液も入れすぎると中で膨張してボトルが割れることがあるので注意しましょう。
薄め液で攪拌しやすくするには、5滴前後を入れて様子を見るのがオススメです。
長く使っている内にボトルの口にマニキュアが固まって空気が入りやすくなります。
分離しながら中身が固まる原因になるので、小まめに拭き取りながら使いましょう。
肌につけるものではないので油断しがちですが、マニキュアは開封してから1年程度を目安に使い切るものとなっています。
爪も硬くなった皮膚と考えれば、品質の落ちたマニキュアをつけるのは良くないと思いますよ。
まとめ
マニキュアが沈殿した場合の対処方法をご紹介しました。
普段、何気なくしていることが仕上がりを悪くすることだったということもよくありますね。
正しい対処方法で、爪にダメージを与えないマニキュアを楽しんで下さい。
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