香水は、肌に直接吹きかけるのが一般的ですが、洋服に付けて楽しみたいという方もいますよね。洋服に香水の匂いを付ける場合には、注意すべきポイントがいくつかあります。
周りの人が不快に思わないよう、良い香りに漂わせるためのコツも合わせてチェックしましょう。

洋服に香水を付ける時のコツ

香水を付ける時に気を付けなければならないのは、自分だけが心地良い香りだと思っていても、周りの人は不快に感じてしまう事があるという点です。

洋服に香水を付ける際には、肌につけるよりも長時間香水の香りが楽しめるというメリットがありますが、付けすぎによって香りが強く漂ってしまいやすいので気を付けましょう。

洋服に香水の香りを付けたい時は、洋服に直接香水を吹きかけるよりも、「ハンカチ」に香水を吹きかけ、クローゼットの中に一緒に入れてサシェのような使い方をしましょう。

直接付けなくても、衣類は香りが移りやすいため、ほんのりと上品に香らせる事ができます。また、香りは下から上にのぼるため、ボトムスに付けるのもおすすめですよ。

洋服に直接香水を付ける時の注意点

洋服に直接香水を付ける場合には、衣類の中には香水を付ける事がNGな素材もあります。
例えば、シルクは変色しやすいため、香水が付いてしまうとシミになりやすいので注意しましょう。また、皮革製品や毛皮も、香水の液体が付着するとダメージを受けてしまうため、直接香水を吹きかけることはやめましょう。

それから、香水は体温が高い場所に付けると香りが強くなりますので、汗をかきやすい場所は控えるようにしましょう。

スカートの裏地などは、香りが下から上へと広がりやすく、直接香水を吹きかけても生地のダメージを気にせずに済むのでおすすめです。

香水を重ねづけする時のポイント

香水は、一定の時間が経過するとニオイが消えていきます。オーデトワレなら3～4時間。
パルファンは5～7時間。オーデパルファンは5～6時間くらいになりますので、香水を重ねづけする際の目安時間にしましょう。

1度香りを付けた洋服に香水を重ねづけをする際には、最初に付けた時よりも、やや控えめに付け足すのが、香りが強くなりすぎないためのコツです。

おわりに

香水の付けすぎや衣類のダメージを考えるなら、洋服に直接香水を付けるよりもハンカチを利用した方が、香りのバランスが取りやすく素敵に薫りますよ。