ウイッグの洗い方は素材の種類で変わる 自分で簡単に洗える方法
ウイッグは使っているけどお手入れの方法がわからないとか、ウイッグを使いたいけど洗えるの?という疑問があるでしょう。
専門の業者に依頼しなくてもご自分で簡単にできる洗い方があるので、今回は人毛ウィッグ、化繊ウィッグ、人毛と化繊の混合ウイッグの洗い方と乾かす時の注意点についてご紹介しますね。
ウイッグは素材の種類で洗い方が違う
まず、ウイッグには3つの種類があります。
人毛・化繊・人毛+化繊になっていて、使用されている材料がわかれるんですね。
まず、人毛のウィッグは以前は中国から輸入されていましたが、パーマやカラーリングをする人が増えて傷みが目立つという理由から他のアジアの国から輸入されるようになっています。
もともと人の髪の毛なので洗い方も難しくはありません。
化繊の人工毛を使ったウイッグでは、普段のシャンプーのような方法では傷みが出ますので、化繊専用の洗い方をしてください。
それぞれウイッグを洗うときのアイテムも別々なので、それぞれの洗い方をチェックしましょう。
人毛ウイッグの洗い方は?
人毛ウイッグを洗うときは次の手順です。
・洗面器にぬるま湯を入れてシャンプーを溶かしておきます。
・ウイッグをそっと洗面器に入れて5分間浸しておきましょう。
・ごしごしと髪を洗うようにこするとウイッグにダメージが出ます。汚れが気になるなら押し洗いをしましょう。
・ぬるま湯で丁寧にすすぎます。流水にして手ぐしで整えるようにしておくと絡みが気になりません。
・コンディショナーは手にとって、ウイッグにつけます。両手で挟むようにすると型崩れの心配がないでしょう。
・ぬるま湯ですすぎます。この時も毛が絡まないように注意して下さい。
・タオルドライのときもごしごしとこするのは止めましょう。タオルにウイッグを挟んで、ぽんぽんと水気を取ります。
・ウィッグスタンドにのせて、軽くブラッシングしたら終わりです。
化繊ウイッグの洗い方はより丁寧に!
化繊ウイッグは人毛とは素材も違いますし洗い方もかなり違っています。
次の手順で洗って下さい。
・洗面器のぬるま湯にシャンプーを溶かします。できれば専用のシャンプーがオススメです。
・汚れが気になるときは押し洗いをします。
・ぬるま湯でゆっくりすすいで手ぐしで毛を整えておきましょう。
・化繊なのでトリートメントより柔軟剤のほうが柔らかさを出せます。静電気防止にもよいでしょう。
・浸透させるためにぬるま湯と柔軟剤を入れた洗面器に30分~1時間はつけておきます。
・ぬるま湯ですすぐときも手ぐしで毛を整えます。
・タオルに挟んでポンポンと水気をとりましょう。
・ウィッグスタンドにのせて形を整えたら乾燥させます。
人毛と化繊の混合ウイッグの洗い方
人毛と化繊の混じったウイッグは次の手順で洗います。
・ぬるま湯の入った洗面器にウイッグ専用シャンプーを入れて5分つけます。
・手で優しく押し洗いをして、ぬるま湯ですすぎましょう。
・洗面器にぬるま湯とウイッグ専用トリートメントを溶かします。
・30分くらい洗面器につけておくと馴染みがいいでしょう。
・ぬるま湯で丁寧にすすいで手ぐしで毛を整えておきます。
・タオルドライは破産で軽くポンポンと押すだけで十分でしょう。
・ウィッグスタンドにのせて形を整えたら乾燥させます。
ウイッグの取り扱いにも注意点が!
乾燥させるときにウィッグスタンドをオススメするのには理由があります。
たまに洗濯物のように、ウィッグの毛の先端と先端を洗濯ばさみで摘まんで干す人がいます。
これは形崩れの原因になるのでやめたほうがいいですね。
洗濯ばさみで摘まんでいた部分も痛みますし、崩れた形で乾燥すると洗い直さなくては元に戻りません。
また、化繊ウイッグの場合は、乾燥してツヤがないと思ったら専用のつや出しスプレーを使えばかなり復活します。
まとめ
ウイッグの洗い方をご紹介しました。
使用している材料に合わせた洗い方がわかれば、ウイッグを長く愛用することができます。
ワンポイントの工夫があれば、型崩れや傷みも気にせずに使っていくことが出来るでしょう。
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