戌の日の神社での祈祷に使う腹帯は巻いていくのか持っていくのか
妊娠して5ヶ月になると巻く腹帯ですが、神社でお祓いをするとなると細かいお作法がわかりませんよね!
祈祷していただく際に腹帯は巻いていくのが良いのでしょうか?それとも持っていくのが良いのでしょうか?また、どんな準備が必要なのかなど。
そんな腹帯に関しての豆知識をご紹介しますね。
戌の日の腹帯は巻いていくもの?持っていくもの?
妊娠5ヶ月に入ると戌の日に腹帯を巻きます。
赤ちゃんに元気に産まれて欲しいと、神社へ安産祈願に行くのですが、初めての人は作法などもわからず困ってしまうのではないでしょうか?
地域での風習やご家庭の習わしなどもありますが、腹帯は神社でも売っていますし、持参しても安全祈願は受けられます。
巻き方が独特なので、ちょっとわからないなと言う人は、ご自分のお母さんは夫の母親に聞きながら巻いていったほうが安心かもしれませんね。
今は簡単につけられる腹帯も販売していますが、コルセットのタイプやワンタッチのタイプだと、安産祈願を断る神社があるので、始めに確認していたほうが良いでしょう。
妊娠5ヶ月だと安定していても動くのは大変なので、お住まいの最寄りの神社から探すことになると思います。事前に電話連絡をするときに、腹帯はどんなものがいいかを聞いておくと説明してくれるでしょう。
安産祈願は先に申し込みをしますが、戌の日と大安が重なると混み合うので、日にちを決めるときの参考にしてください。
戌の日に腹帯を巻いて安産祈願する準備
安産祈願では神社にお支払いをしますので、この用意をしていきましょう。
祝儀袋に「初穂料」と書いて納めることになっています。神社によっては祈願料を掲載しているところもありますが、わからないときは直接確かめたほうが無難です。目安は5,000円~1万円程度です。
腹帯を神社で買って巻こうと思っているなら、数千円くらいかかりますので持参してください。
神社に連絡してから安産祈願にいくので、どうしても行かなくてはいけないと思ってしまうでしょうが、妊婦さんはその日によって体調が変化しやすいものです。
安産祈願に関しては、そういうこともあるだろうと神社でもわかっていますから、体調が悪ければ日にちを変えましょう。
無理をして妊婦さんが体調を崩すと、赤ちゃんにも良い影響はありませんね。
夫や両親が代理で祈祷を受けても構わないとしている神社もありますので、電話連絡したときに聞いておきましょう。気をつけていても体調が万全と言うことはないでしょうから、もしもの時のことも考えていたほうが安心できると思います。
また、服装も「きちんとした格好をしなくては!」と気負うことはありません。妊婦さんが楽な服装を選んでください。肌の露出が多いとかサンダルやミュールでいくことがなければ神社でのマナー違反にはなりません。
暑い夏でも素足で行くのはマナーの問題があるので、ストッキングのほうが良いですね。ただ、暑くて具合が悪くなることもありますし腹帯を巻くときに邪魔になることもあるので、膝下までのハイソックスタイプになっているストッキングが便利だと思います。
戌の日の腹帯を買っていくなら何を選ぶ?
市販の腹帯を購入するなら、選び方にも気をつけましょう。
腹巻きタイプやワンタッチタイプの機能的なものが多いので、普段は便利なものを使っていいと思います。
ただ、神社で安産祈願を受けるときだけ、白のさらしなどのタイプを選んだほうが良いでしょう。ご紹介したように簡易的な腹帯では祈祷をお断りしている神社もあるからです。
1回しか使わないのに…と思ってしまうでしょうが、戌の日に使った腹帯は縁起物で記念にもなりますので、お子さんに魅せる思い出として大事にしている人も多いですよ。
神社から帰ってきたら、その腹帯を外して過ごしやすい腹帯に替えてしまって構いません。妊婦さんが楽であることを優先に考えましょう。
さらしの腹帯は巻き方が少し複雑なので、妊婦さん1人で頑張るより手伝ってもらったほうが簡単です。
祈祷に両親も一緒に行くなら、経験者の母親に手伝ってもらってはいかがでしょうか?
おわりに
戌の日の腹帯を巻いていくか持っていくかについてご紹介しました。
神社で安産祈願をするのは気持ちの面でも安心できると思います。ただし、体調が悪いときに無理をする必要はないので、妊婦さんのコンディションを考慮しなくてはいけません。
母体の状態が良くないと赤ちゃんにも影響しますので、様子を見ながら行くようにしてくださいね。
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