インスタントコーヒーの値段の違いとは？

インスタントコーヒーは、色々なメーカーから販売されているため、どれを選べば良いのか？迷いがちです。値段もピンからキリまで幅広く、一体どんな違いがあるの？と疑問に思っている方もいますよね。

インスタントコーヒーの価格の違いは、原料であるコーヒー豆の違いが大きく関係しています。コーヒー豆には、大まかに「アラビカ種」と「ロブスタ種」の2種類があり、インスタントコーヒーには、主にロブスタ種が使用されています。苦みや渋みがあり、1度の収穫量が多いため、安く販売することができます。

一方、アラビカ種は1度の収穫量が少なく、風味が良いため品質の良い豆として流通しています。近頃は、インスタントコーヒーにも使用されるようになってきましたが、ロブスタ種と比べると価格が高くなりがちです。

そのほか、コーヒー豆の産地などにより、希少性の違いで価格にも差が出てきます。

インスタントコーヒーの美味しい飲み方

インスタントコーヒーを美味しく飲むためには、コーヒーの粉をカップに適量入れた後、少量の水でよく練り合わせる事がポイントです。そのまま粉をお湯で溶かしても飲む事ができるインスタントコーヒーですが、粉にはデンプンが含まれているため、ダマになりやすく粉っぽい味に仕上がってしまいます。あらかじめ練り合わせておく事で、香りと味がワンランク良くなるため、ひと手間をかけてコーヒーを淹れましょう。

また、お湯の温度が高すぎると苦みが増し、低すぎると酸味が出てしまいます。インスタントコーヒーに使用するお湯の温度は、80～90度くらいが丁度良いので、火にかけたポットのお湯は直ぐに使わず、ポコポコとした音が静まった頃を目安に使用しましょう。

それから、硬水よりも軟水の方がまろやかな口当たりのコーヒーに仕上がるので、水にもこだわるとさらに美味しくなります。

インスタントコーヒーの保存方法

インスタントコーヒーは、開封すると風味が損なわれてしまいます。袋を開けた後は、空気や湿気に触れないよう、ガラス瓶などの容器に移し替えましょう。高温多湿は避け、冷暗所に保存してください。夏の暑い時期は、冷蔵庫での保存もオススメです。

湿気を含み、固まってくると白いカビのように見える事もありますが、健康に害することはありません。ただし、品質が損なわれてしまうので、できるだけ早く飲み切るようにしましょう。