綿棒の正しい使い方を知って耳垢を押し込まないようにするには

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耳かき
綿棒で耳かきをすると耳垢を押し込んでしまうの?

耳かきは、正しい方法を教えてもらう機会がないので、自己流で実践していると思います。
使う道具も耳かきや綿棒など様々で何が安全なのかも漠然としているでしょう。綿棒は耳垢を押し込むという話もあり、結果どうなるのかと不安を感じるのではないでしょうか?
そこで耳かきと綿棒にまつわるお話しをご紹介しますね。

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耳鼻科医がおすすめする耳かき

耳かきと綿棒の話なら耳鼻科医の意見が一番参考になりますね。
私たちの耳は人それぞれに形が違っているので、「この耳かきの方法が正しい」とは言い切れないそうです。
耳垢には外耳道という耳の内部を守る役割や、奥まで汚れが入って鼓膜に影響が出ないようにする役割などがあります。
基本的に耳には耳垢を自動的に外に出す機能が備わっていますので、無理に耳かきや綿棒で掃除をしなくて良いというのが耳鼻科医の考え方なのです。
どうしても耳の中が気持ち悪い感じがするなら、耳鼻科での耳かきをおすすめしています。専門の用具があって医師が掃除をしますので、それだけ安全性が高いからです。

綿棒が耳垢を押し込むって本当?

人の耳は個性があり内部の構造も同じことが言えるため、市販している画一サイズの綿棒では対応しきれません。
市販の綿棒の大きさでは、その人の耳の穴に対して大きすぎる場合があり、耳垢をかき出すより押し込んでしまうケースも見られます。
どうしても綿棒を使いたい場合は、ご自分の耳に合わせた綿の量を巻き付けて「お手製の綿棒」を使ったほうが良いそうです。先端も市販の綿棒のような丸みは必要なく、鼓膜を刺激しないように平べったい形で巻き付けるのが良いと薦められています。
大人が綿棒を使って耳かきするなら、赤ちゃん用の綿棒を使うのも良いですね。かなり細く作られていて耳垢を押し込むリスクが軽減できるでしょう。
耳垢を押し込むような耳掃除を続けると「耳垢栓塞症」という病気になる可能性もあります。この場合は、耳鼻科で処置してもらった方が治りやすいですね。

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耳掃除での綿棒の正しい使い方って?

耳掃除では中と外の掃除にわけられます。
綿棒を使うのであれば、中は赤ちゃん用綿棒を、そして一般的なサイズの綿棒は耳の外側をきれいにするのに使い分けましょう。赤ちゃん用綿棒も耳の穴の入り口から1cm以上は入れないものと考えていれば、耳鼻科に行くようなトラブルにはならないといわれています。
専門家が言う通り、綿棒は耳の外側をきれいにするために作られたもので、耳の中に入れて耳かきをするために作られたのではありません。「耳かき講座」や「耳かき指導」があるわけではないので、こういった間違いをしてしまうのは仕方がないでしょう。
耳かき棒で耳の中が傷つくのはイヤだというところから、綿棒を使用するケースが多いのですが、サイズの大きな綿棒なら逆効果だと思ってください。
色々なサイズの綿棒が市販されるようになったので、使い分けができれば耳掃除が快適になります。

耳掃除のやりすぎにならない理想的な頻度と耳垢の重要な役割

おわりに

ここでは耳かきに綿棒を使うと耳垢を押し込むのかどうかについてご紹介しました。
耳の中の構造は複雑で人によって様々。
どの綿棒が自分に合っているのかも考えながら、快適な耳かきに役立ててください。

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