高カカオチョコレートは食べ過ぎに要注意!カフェインや糖質について

公開日:  最終更新日:2018/02/09

カカオの実

高カカオチョコレートは、血糖値の上昇を抑える働きがある事から、健康・美容効果が注目されています。カカオ成分の割合が多い高カカオチョコレートの商品は、人気の上昇とともに、各メーカーから販売されるようになり、身近なスーパーやコンビニでも手に入るようになってきました。しかし、体に良い食品とはいえ、食べ過ぎには注意が必要です。
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高カカオチョコレートに含まれるカフェイン

高カカオチョコレートは、通常のチョコレートと比べ、「カフェイン」の含有量が高めです。カカオ成分の濃度によってカフェインの含有量は変わりますが、チョコレート100mgでカカオ成分86%の場合、カフェインは93mgになります。99%の高濃度カカオ成分が含まれたカカオチョコレートは120mgにもなり、通常のチョコレートに比べ、高カカオチョコレートは5倍以上のカフェイン量です。

成人1日のカフェインの摂取目安量は、400mg以下が推奨されています。
日頃から、コーヒーや紅茶など、カフェインを含むドリンクを飲む方は、高カカオチョコレートを食生活に取り入れた事で、気付かぬうちにカフェインの過剰摂取を引き起こすケースがあります。カフェインの過剰摂取は、興奮、不安、震え、不眠症、吐き気などの健康被害を及ぼします。刺激が強い事から、アレルギー症状を引き起こす可能性も高まるので、適度な摂取に抑える必要があります。

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ちなみに、妊娠中の女性は、胎児や母体に影響を及ぼす可能性がある事から、カフェインの摂取は制限されています。妊娠・出産時のリスクを避けるためにも、高カカオチョコレートは控えた方が安心です。

高カカオチョコレートは食べ過ぎに要注意!カフェインや糖質について

高カカオチョコレートの糖質と脂質の割合

高カカオチョコレートは、ダイエットを促進する効果があるとして人気が出ています。
その理由は、血糖値の上昇を抑えてエネルギーの蓄積を防ぎ、太りにくい食品であること。そして、通常のチョコレートよりも糖質が低い点です。しかし、高カカオチョコレートは、通常のチョコレートよりも「脂質」が多いので、食べ過ぎはダイエット効果が得られません。

高カカオチョコレートは、カカオ成分が高いほど脂質も高い傾向にあります。
成人女性1日分の脂質摂取目安量が、チョコレート100g(板チョコレート1枚分)に含まれている商品もあります。エネルギーが蓄積されやすくなるため、ダイエット効果は期待できず、肥満やメタボリックシンドロームなど、生活習慣病になりやすいので気を付けましょう。

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