プラチナの指輪900と950の違いとは?

公開日:  最終更新日:2015/12/19

プラチナ
エンゲージリングやマリッジリングとして人気が高い「プラチナ」の指輪ですが、900、950、1000といった数字が何を表しているのかご存じですか?プラチナには種類があり、数字の違いは品質にも違いが出てきます。一生物として選ぶなら、どのプラチナが良いのでしょうか?プラチナの指輪を購入予定の方は、あとから後悔しないためにも違いについて覚えておきましょう。

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プラチナに記載される数字の意味は?

プラチナに記載されている数字は、「純度」の違いを意味しています。
主に、プラチナの指輪には「pt1000、pt950、pt900」の3種類があります。エンゲージやマリッジリングとして使用されているのは、「pt950とpt900」が基本です。

Pt1000の純度は100%です。厳密には、100%のプラチナはなく99.9%になります。
Pt950の純度は95%。Pt900の純度は90%です。残りの5~10%は、「パラジウム」や「ルテニウム」といったプラチナ以外の金属を配合しています。

純度が低いものでは、pt850の純度85%のプラチナもありますが、プラチナジュエリーの定義はpt850以上の純度となります。まれに、pt500やpt200といった低い純度のプラチナが販売されていますが、50%以下の純度となると他の金属の配合量が多くなりますので、プラチナのジュエリーとしては価値がないと考えましょう。

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どのプラチナが良いのか?

ジュエリーは、金属の特性によってメリットとデメリットがあるため、純度が高ければ良いという訳ではありません。プラチナという金属は、もともと柔らかい素材のため強度が弱いという特徴を持っています。プラチナ金属のデメリットを埋めるために、パラジウムなどの他の金属を混ぜることによって強度を高めています。

そのため、エンゲージリングやマリッジリングなど、一生物の指輪として使用するには耐久性が劣ってしまいますので、pt1000のプラチナ指輪ではなくpt950やpt900が基本となっているのです。また、pt1000は黒ずんだ色をしているため、白金属のパラジウムを入れたpt950やpt900は美しく白く輝き、結婚向けにふさわしい指輪に仕上がります。

では、pt950とpt900では、どちらの指輪の方が良いのでしょうか?
実は、海外ブランドのプラチナは、規定があるためpt950で作られていることが多く、日本産のプラチナは制作のしやすさから、pt900で作られることが多いという特性があります。

Pt950の方が強度がやや低く、pt900の方が価格がやや安いといったメリット・デメリットがありますが、両方とも基本的には素晴らしいジュエリーなので、デザインやブランドの好みなどを考慮しながら選ぶのがおすすめです。

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