フォーマルなシーンでも華やかさをプラスすることができる「ピンブローチ」。
さまざまなデザインが販売されているため、シーンに合わせて素敵なピンブローチをワンポイントに活用する方も多いですよね。

しかし、ピンブローチを付ける時に、洋服に穴が開いてしまうなど、困ったことはありませんか？ピンブローチの付け方についてご紹介しますね。

ピンブローチと相性の良い素材

ピンブローチは、洋服の生地に針を刺して使用しますので、生地によってはピンブローチが向いていないものがあります。

ピンブローチと相性が良い素材は、”厚地でハリがある生地”です。
フォーマルなシーンで着用される事が多いジャケットなどは、ピンブローチに最適な生地と言えます。

反対に、薄手の生地はピン部分が固定しにくいため、シフォン素材などは、あまりピンブローチに向いていない生地の種類となります。

ピンブローチの穴を目立たなくする方法

ピンブローチを付けた時に気になることは、洋服に穴が空いてしまうことですよね。
穴が広がってしまうとピンブローチ自体も固定しにくくなるため、”洋服の裏に当て布”をしましょう。

当て布に使う生地は、「フェルト」のような少しハリのある生地を選ぶのがベストです。
ピンブローチの針の長さに合わせてカットし、洋服の裏に当ててピンブローチを刺すと穴が広がりにくく済みます。

ブローチの付け方の基本や服に穴を開けるのが気になる方へ

また、薄手の生地の場合にも、当て布をすることで固定しやすくなります。
グラグラと動いてしまう時などに活用しましょう。

ピンブローチが下を向いてしまう時の対処法

ピンブローチが舌を向いてしまう時は、まずは針の刺し方を整えましょう。
ピンブローチの針を刺す時は、幅いっぱいに刺します。幅が少ないとピンブローチの重みでグラつきやすくなります。

また、幅いっぱいでも下を向いてしまう場合には、縫い針で波縫いをする時の要領で何度か生地に刺しながら通すと固定しやすくなります。それでも安定しない場合には、当て布をしてみてください。

おわりに

動くたびにグラグラと安定しないピンブローチは、あまり良い印象ではありません。
そのため、フォーマルなシーンで活用する際には、しっかりと固定をして整えてくださいね。