初詣の神社とお寺への参拝は大丈夫?喪中期間はいつまで?

公開日:  最終更新日:2019/01/04

初詣の神社とお寺への参拝は大丈夫

喪中はいつまで?期間

近親者が亡くなった時、一定の期間は死を悲しみ喪に服す「喪中」の期間となります。
一般的に、喪中の期間は一周忌を迎えると喪が明けると考えられているため、およそ1年間は喪中です。

喪中の間は、結婚などの晴れやかなお祝いごと、派手なことは避けるべきとされています。そのため、身内が亡くなった後のお正月は、門松やしめ縄などのお正月飾り、年賀状は控えることが習わしとなっています。

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喪中の初詣への参拝は控えるべき?

喪中の間、初詣への参拝も控えた方が良いという風潮もありますが、初詣はお祝いではなく、新年の無事を祈る事です。そのため、喪中であっても初詣をしても良いとされています。特に、仏教では初詣が供養になると言われているので、お寺への初詣に出かけても問題ありません。ただし、地域ごとに慣例があり、神道では死を穢れとする事から、神社への参拝は控えるべきという考えもあります。

一昔前は、喪中の旅行を控える方も多かったのですが、時代の流れとともに寛容になってきています。喪中に対する考え方にも違いが現われてきているので、それぞれの地域ごとの慣例に従うことをオススメします。

お寺

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忌中の期間と初詣への参拝

喪中と異なり、身内の方が無くなって間もない期間の「忌中」は、一般的に家族が亡くなってから、仏教では四十九日の法要まで、神道では五十日祭までの期間が、忌中とされています。

忌中は喪中よりも、厳格に身を慎むべき期間とされています。より、初詣の参拝には注意すべき期間とも言えるので、神社への参拝は控えた方が無難でしょう。一方、お寺では初詣の参拝は問題ないとされているので、本堂に手を合わせて、亡くなった方のお墓参りも合わせて行いましょう。

これまで、初詣は神社での参拝のみだったという方にとっては、お正月にお寺やお墓参りをする事に違和感があるかもしれませんが、亡くなった方を偲びながらの新しい年を迎える事も悪くありませんよ。

初詣の期間はいつまで?

初詣は、元旦から3日までに参拝するのが一般的ですが、1月15日の小正月や松の内までの参拝は、初詣と呼ぶことができます。松の内は、地域によって期間が異なり、東日本~北日本は1月7日まで。西日本では、1月15日までとされています。三が日の間は、仕事で足を運べないという方や人出が多い時期は避けたいという方は、小正月や松の内の期間を目安に初詣にお参りしましょう。

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