基礎化粧品は、自分の肌に合ったものを使うのがベストです。そのため、敏感肌でデリケートな肌質の方は、同じ基礎化粧品を使い続けているという方も多いですよね。
一方で、同じ基礎化粧品を使い続けることは、美容効果が薄れるため、定期的に買い替える方が良いとも言われています。

基礎化粧品は定期的に変えるべきか？同じものを使い続けてはいけないのか？
そんな悩みを抱えている方は、使い続ける事のメリットやデメリットを踏まえて基礎化粧品を選びましょう。

基礎化粧品を使い続けるべき？

同じ基礎化粧品を使い続けることの最大のメリットは「安心感」です。
特に、敏感肌の方は”自分の肌に合う基礎化粧品がなかなか見つからない”という事もよくあります。そして、新しい基礎化粧品に変えることは、肌トラブルを引き起こすリスクが高まります。

そのため、デリケートな肌質の方が基礎化粧品をコロコロ変えることは、肌への負担が大きくなりますので、”季節や年齢”によるタイミングで切り替えるようにしましょう。

季節や加齢による年齢の変化によって、肌質も微妙に異なりますので、変化に合わせてお肌の状態に合った基礎化粧品を使うことがベストです。

基礎化粧品を使い続けることの問題点

同じ基礎化粧品を使い続けることの問題点は、季節や年齢による肌の変化に適していないにも関わらず、”肌トラブルがない＝自分の肌に合っている”という思いこみにより、基礎化粧品を使い続けてしまう事です。

まず、季節によるお肌の変化は、夏は皮脂分泌が多くなり冬は水分蒸発が進みます。
夏の季節に必要以上のオイルケアをすれば、肌への負担に繋がりますし、夏向けのさっぱりした化粧水では、十分な保湿が補えないといった事が起きてしまいます。

そして、年齢による肌の変化は30歳頃から大きく変わっていきます。
これまで肌トラブルを抱えることが少なかった方でも、突然敏感肌になる事もありますので、年齢に適した基礎化粧品に切り替えることが大切です。

また、基礎化粧品は、開封後は劣化が進みます。空気に触れることによって酸化や雑菌が繁殖しやすい状態となりますので、購入した基礎化粧品を長い間使い続けるのはやめましょう。もったいないからといって開封してから1年以上経ったものを使うことは肌トラブルの原因に繋がります。

おわりに

お肌のコンディションは個人差があります。基礎化粧品を変えるタイミングを見極めながら、自分の肌に適した製品を使うことが大切です。