手の裏や内ももや腰のベルトあたりが痒い場合の改善や処置方法
手が痒くなったり、内ももや腰のベルトのあたりに痒みが出ることはありませんか?
まれに皮膚の疾患だということもありますが、そのほとんどは乾燥が原因だと考えられています。
寝られなくなるとか、寝ていても無意識にかきむしって悪化することがありますので、改善や処置方法をご紹介しますね。
肌の水分量は年齢によって変わる!
手が痒いとか内もも・ベルトが当たる部分などが痒いと感じることがあります。
乾燥する季節に痒みを感じることもありますが、年齢を重ねて悪化したと感じる人もいるようです。
それは、年齢に応じて肌の水分量に変化が出るからなんですね。
10代と比べると30代では30%と肌の水分量が減りますので、服などの摩擦で痒くなってしまいます。
その後、悪化しないために適切な対処方法を身につけましょう。
手が痒くてどうにもならない時は
手が痒くてひどいとストレスまで溜まってしまいますね。
そこで手が乾燥して痒いときには、ハンドクリームなどでの保湿をオススメします。
ただし、仕事や家事で手がべたべたするのは困ると言う人のために、寝る前のハンドケアをご紹介しましょう。
100円ショップで売っているようなポリエチレン手袋があります。数十枚入っているものが使いやすいと思います。
お風呂に入ってから寝るまでの間に、べったりとハンドクリームを塗ってポリエチレン手袋をはめてください。
そのままでは外れてしまいますので、両手首は輪ゴムで止めた方が便利ですね。そのまま10分くらい手のパックをすることで乾燥がかなり軽減されます。
ポリエチレン手袋をしているので、他のことをしても構いません。ハンドクリームをつけたまま10分間もじっとしているのは時間がもったいないのでオススメの方法ですよ。
内ももや腰が痒くて仕方ないときは
内ももや腰のベルト周辺が痒くなるのも嫌なものです。
寝ているときにも無意識にかいてしまうでしょうし、かいた分だけ痒みが悪化する経験もあるでしょう。
そこでワセリンをつけて保護することをオススメします。
ワセリンは赤ちゃんの湿疹にもつけられるくらい安心ですし、肌をしっとりさせる効果が高いのも特徴です。
外出先でも持ち歩けるサイズのものがあるので便利でしょう。
ちょっと気になった時は外出先でもトイレに入ってワセリンを塗れば、痒みが気にならなくなります。
また、ご自宅ではお風呂上りに、痒い場所にワセリンを塗って、食品用のラップを張り付けておくと浸透が良くなります。
ワセリンは無色ですし香りもついていないので、男性でも女性でも使いやすいと思います。
化粧水のパッティングも下地に
女性のスキンケアに使用する化粧水も保湿効果の高いものがたくさんあります。
手や内もも・腰につかうのは少しもったいないと感じるかもしれませんが、痒みを抑えるのには効果があるでしょう。
ただし、かいて赤くなっている場合は、傷にしみることがありますので、気になるときは使用しないでください。
ベタつくのが嫌いな人は、「さっぱりタイプ」の化粧水を使ってみましょう。
風呂でごしごし洗わない緩和方法
最近ではナイロンタオルで肌にダメージが出ると言われるようになりました。
お風呂でごしごしこするとすっきり洗った感じがして気持ちいいと感じる人が多いのですが、痒みを感じているときにはオススメできません。
乾燥などで肌が弱っているため、ナイロンタオルで擦れば悪化する可能性もあります。
痒みのある時は石鹸を泡立てて、手で洗うだけで十分きれいになります。手が届かないところも柔らかいタオルに石鹸をつけて洗うと、痒みの予防になるでしょう。
年齢とともに乾燥するだけでなく肌がデリケートになっていくので、優しい洗い方に変えてみませんか?
おわりに
手や内もも・腰のベルト当たりの肌が痒いときの対処方法をご紹介しました。
効果があると思っていた方法が、実は逆効果だったということもありますので、肌のコンディションを確認しながら実践しましょう。
また、改善が見られない場合は皮膚の病気になっている可能性もありますので、その場合は医療機関を受診しましょう。
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