コサージュのきれいな付け方や見せ方と保存方法について
フォーマルなシーンでも、ベーシックなスーツだけでは地味になりがちですね。
そこでコサージュをつけて華やかな雰囲気にしたい人が多いのではないでしょうか?
コサージュの選び方や付け方にもマナーがあって、正しく使わないと雰囲気にそぐわなくなるので注意も必要です。
こちらでは、コサージュをきれいに付けるためのテクニックをベーシックからアレンジまで、また次回も使えるための保存方法についてご紹介しています。
コサージュの選び方は意外に難しい
コサージュにはいくつかの種類があって、使われている素材によってはフォーマルな使い方ができないケースもあります。
今までのイメージでは造花や布で作られたコサージュが一般的でした。
最近では、生花・プリザーブドフラワー・シルクの順にフォーマル度が高いと考えるようになっています。
生花のコサージュはあらかじめオーダーしておいて、使う当日にフラワーショップなどに受け取りに行きます。
プリザーブドフラワーやシルクのコサージュは、用意しておけば当日につけるだけで繰り返し使用できるメリットがあるでしょう。
他の布地で作られたコサージュもありますが、これはもっとカジュアルなシーンに使うものと思われていますので、かしこまった場所にはオススメできません。
このようにコサージュの素材によってグレード分けされるようになりました。
コサージュをきれいにつけるベーシックなテクニック
グレード別になっているコサージュですが、付け方は同じです。
ピンで固定するタイプがほとんどで、スーツなどにもつけやすくなっていますね。
右利きの人が多いことから左胸につけるのがスタンダードだといわれています。
胸の少し上の部分につけると高さなどがちょうど良く見た目もきれいです。
襟付きでも襟なしのスーツでも鎖骨のあたりがベストポジションなので、鏡を見ながら場所を調整して下さい。
ピンだとコサージュの重さで垂れ下がって見えてしまうことがあります。
これは少し見苦しい感じがしますのでしっかり固定して下さいね。
ピンをスーツの布に刺した場所と、表面に出す場所が離れているほうが固定できますので、このテクニックを活用しましょう。
そして、コサージュが上を向くように調整すると、よりきれいに魅せることが出来ます。
コサージュをキレイに見せるアレンジテクニック
ピンでコサージュを固定するときに、重さでグラっとすることがあります。
そんな時にはアレンジテクニックですっきり解決しましょう。
シルクやオーガンジーの布を用意してコサージュとスーツの間に挟んでからピンで固定して下さい。
厚みのある分、しっかいりとコサージュを固定できるのでグラついた感じを出しません。
また、シルクやオーガンジーがコサージュの額縁のようになるので見て目にも高級感がアップします。
レースの縁取りがある小さなハンカチを上手につけることができれば上品な見た目になるでしょう。
ピンの幅と同じくらいのフエルトを大にして固定すると目立ちませんし、スーツなどにコサージュの重さで穴が開くなどのダメージを防ぐ効果も期待できます。
キレイに見せながら服を大事に扱うことができるのでオススメの方法です。
使った後のコサージュをキレイに保管する方法
生花のコサージュは当日しか使えませんが、プリザーブドフラワーやシルクなどのコサージュは保管して次の機会に使うことが出来ます。
そのまま放っておくとホコリや日光でのダメージが出てしまうので保管方法もご紹介しますね。
プリザーブドフラワーは生花のような状態で使い続けられますが、直射日光で変色する可能性があります。
そこで、ハンカチなどでフワッと包んで型崩れしないケースに保管することをオススメします。
また、シルクなども日光での変色やカビなどの影響を受けますので、ハンカチをかけてケースの中には除湿剤の小さなタイプを入れておくと良いでしょう。
1年に1回くらいは、陰干しをすることでカビを予防して、コサージュに臭いがつくこともなくなります。
お手入れをきちんとしておくと長くコサージュを使うことが出来ます。
まとめ
コサージュの選び方や付け方をベーシックからアレンジまでご紹介しました。
ちょっとした一手間でキレイに使うことが出来ますし、フォーマルファッションも華やかになるので、テクニックを活用して下さい。
保管方法もわかっていると、1回しか使えないコサージュにしませんし、思い出を飾る意味でも大事なことだと思います。
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