青春18切符で「江の島」への観光を目指している方は、料金がお得になるか？よく考えてからプランを決めましょう。

江の島は、観光地として人気のスポットです。「江の島水族館」や「江の島神社」などの見どころ観光スポットに加えて、「しらす丼」など海の幸のグルメも堪能できるため、1度は訪れておきたい素敵なスポットです。

しかし、18切符を使っての旅となると少し問題があります。

まず、青春18切符が使えるエリアは、JRのみになります。

江の島への電車でのアクセスには、「小田急江ノ島線」や「江ノ島電鉄線」に乗らなければならず、私鉄沿線への乗り換えは18切符では不可となります。そのため、別途料金を支払って乗り換える必要があるのです。

青春18切符を使った江の島へのアクセスルート

①東海道線にて鎌倉駅へ→江ノ島電鉄線にて江の島駅：260円
②東海道線にて藤沢駅へ→小田急江ノ島線にて片瀬江の島駅：160円

①のルートで行く場合には、片道260円となりますので割高のように感じますが、江の島のシンボルとも言える江ノ島電鉄線、通称江ノ電に乗ることができます。緑色のレトロな車体と鎌倉から江の島へと続く車窓の眺めは、電車ファンでなくとも楽しめるポイントです。

また、江ノ電の区間内なら何度でも乗り降り自由な1日乗車券「のりおりくん」があるので、のりおりくんを使えば600円で各駅の観光が楽しめます。沿線のお店で使える割引特典もあるので非常にお得な乗車券です。

②は静岡方面から来る方や江ノ電での混雑を避けたい方におすすめのルートです。
①②いずれの場合にも、江の島の観光スポットへは駅から少し歩く事になります。
そして、江の島は勾配があるので、階段を上ったりエスカーに乗らなければならず、観光地巡りには意外と時間がかかりますので時間に余裕を持ったプランを考えましょう。

それから、18切符は1日あたり約2300円分の料金になります。
できるだけ往復で2300円以上の電車料金がかかる場所へと行く事が、お得な利用方法だと言えます。

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ちなみに、青春18切符のみを使ったプランで江の島周辺を巡るなら、「北鎌倉」「鎌倉」への観光は可能です。特に鎌倉駅なら、駅からすぐに古都の街並みを楽しめるので、アクセスが便利なプランとなります。

また、小田原や熱海方面へ行けば、電車の車窓から相模湾の美しい景色が楽しめるので、のんびりと電車に揺られて車窓を楽しむのもおすすめですよ。