遮光カーテンは濃い色で選ばないとダメなのか厚みも検討に入れてみる

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遮光カーテン
遮光カーテンを検討していると部屋に合わせた色がいいとか、洗濯をすることも考えると薄手で重たくないものがいいなどの希望があるでしょう。
そこで、遮光カーテンの色の濃さで遮光度合いが違うのかとか、厚みで光の入る量が変わるのかなどの疑問から解決しましょう。

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色の濃さで遮光度合いが変化する!?

一般的なカーテンなら、黒やダークブラウンなど濃い色の方が光を遮る効果が高いと言えるでしょう。
そして遮光カーテンでも2~3級で明るい色になっていると、遮光率が少し緩やかになっています。同じ級でもブラックのほうが遮光カーテンとしての効果が実感できますね。
1級遮光カーテンでも、やはり色が濃いほうが遮光率が若干高いですが、淡い色でも十分な効果が感じられると思います
遮光カーテンは黒い糸を織り込むことで、光を通さない構造にしています。淡い色を選んでも遮光率が良いのは、この黒い糸が効果を発揮しているからなんですね。
そのため無地の明るいカラーを選んでも、ダスティーパステルのような落ち着いた風刺のものが目立ちます。
絶対に光を入れないと思う人ならダーク系の色、朝の訪れがわかる程度にしたいなら明るめのカーテンを選ぶのがおすすめですね。
日差しの強さは季節によって変わるので、シーズンごとに遮光カーテンのカラーを変えると気分も部屋の雰囲気も変わり模様替えをするよりも簡単です。

厚みのあるカーテンは扱いにくくて困る

遮光カーテンを購入しても取り付けをするのはご自分ですし、定期的に洗濯をするときは外したり、湿って重たいカーテンをかけ直す場合もあります。
遮光カーテンを洗濯して干した後につけ直すなら構いませんが、住宅事情から脱水したままのカーテンを掛けて、そのまま乾燥させたほうが便利なケースもあるからです。
遮光裏地のついたカーテンなら、布地の厚みに関係なく遮光率が維持できます。ただし、裏地を使用しない遮光カーテンの場合は厚みがあるほど遮光できると考えて良いでしょう。
一般的な遮光カーテンで178×100cmで1.5kgですが、厚みのあるものは同じサイズでも2kgとかなりの違いがありますよ。
重さに関してはデメリットだけでなく、遮熱性などでメリットもあります。

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遮光カーテンは厚くて重い方が実はいい

遮光カーテンは光を遮る効果のほかに、遮熱性にも期待が寄せられています。
夏に窓から入ってくる熱は家全体の71%程度、部屋の暖かさが窓から逃げるのは全体の48%と室温への影響が大きくなっているんですね。
遮光カーテンは夏の強い日差しを遮るので冷房効果を高めますし、冬でもカーテンが外の冷気を遮って暖房効果を高めます。カーテンだけでもエコな使い方が出来ると言うことです。
現代の家屋では、冬のすきま風でカーテンが揺れることはないでしょうが、夏は窓を開け放して遮光カーテンを使うことがあるでしょう。風が入ってきてもカーテンが大きく揺れると熱が入りやすくなります。
そのため厚みがあって重たい遮光カーテンにメリットを感じるケースも見られます。厚みのある遮光カーテンなら、布地に空気を含みますので温かさをキープするのにも適していますね。

効果的に使い分ける遮光カーテンの例

賃貸や一軒家などお住まいによって、窓の方向や数に違いはありますが、遮光カーテンの効果的な使い方もご紹介します。
まず、リビングですが、ここで寝る人はあまりいませんので、ほどほどの遮光率で十分でしょう。日差しが強く遮熱効果も期待するなら厚みのある1級遮光カーテン、程よく光を取り入れたいなら2~3級遮光カーテンで淡い色がおすすめです。色もグリーン系など気持ちが落ち着くものが良いでしょう。
寝室はグッスリ眠って疲れを癒やす場所なので、1級遮光カーテンの中でもダークカラーがおすすめです。「安眠1級遮光」や「超遮光」などさらにランクアップした遮光カーテンもあります。
その他の部屋は滞在時間や用途に合わせた遮光グレードで良いでしょう。
最後に、忘れがちな小窓にも遮光カーテンをつけることで室温の管理がしやすく快適になります。ちょうど同じサイズのものは見つけにくいので、小窓の遮光カーテンはオーダーやイージーオーダーにする人が多いようです。

遮光カーテンは目的に合わせて級で選べば間違いなし!

おわりに

遮光カーテンの遮光率が厚みや色の濃さで変化するのかをご紹介しました。
光を遮ったり保温・保冷効果が期待できてメリットの多い遮光カーテンですが、さらに防炎や形状記憶などの機能がついているタイプもあります。
快適に使える遮光カーテンを選ぶようにしてください。

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