炊飯器で保温していたご飯が変色する!どうして?

公開日: 

ご飯
炊飯器で炊いたご飯を保温していると、ご飯が変色してきて気になることはありませんか?
食べて問題ないなら構いませんが、あまり気持ちの良いものではないでしょう。
そこでご飯が変色する原因と予防方法などもご紹介しますね。

スポンサードリンク

ご飯が変色するなんて…何がいけないの?

炊飯器で保温していたご飯が変色する悩みは多いようです。
いろいろな炊飯ジャーのメーカーで注意点を確認しましたが、大まかにまとめると次の原因でご飯の変色が起こるそうです。

・お米の研ぎ方が足りなくてヌカの成分が原因
・保温時間が長すぎる
・フタなどが汚れたままで使用している など

最近は精米技術も進化していますが、それでもお米によってはヌカの成分が多いものはあります。無洗米でも一度は水に通してから炊いた方が良いそうです。
また、保温時間が長いとご飯が乾燥しますし、長く温かいままでは衛生状態も不安ですよね。炊飯器は安全や衛生をよく考えて作っていますが、取扱説明書では保温時間の上限も24時間くらいが一般的です。
フタなどはご飯が触れないからと油断しますが、ご飯を炊いているときの蒸気が触れる場所なので、洗って清潔な状態を保ちましょう。雑菌がたまる可能性もあり、ご飯の変色だけでなく臭いも気になると思います。

長時間保温でご飯を変色させないために

炊飯器で長時間の保温をするとご飯は変色しやすくなります。しっかりフタを締めていても乾燥しますし、途中で何度も開けるため炊飯器内の温度が一定ではないことも原因だと言われます。
炊飯器でご飯が炊きあがったら、その時に食べる分以外を食品用ラップやふた付きの保存容器に入れて冷凍したほうが、変色もなくご飯は美味しいですね。
冷凍すると味や品質が低下すると思っている人が多いですが、冷蔵保存のほうがご飯の質が下がりやすくなっています。
ご飯を変色させずに美味しく食べるなら、食べきりの量を炊くか、残った分は冷凍保存するのがおすすめです。

スポンサードリンク

ちょっと荒技の変色予防テクニック

炊飯器で保温時間が長く乾燥すると変色しますし、ご飯はパサパサで美味しくなくなります。
そこで、炊きあがってご飯を食べたあとに、しゃもじで水をとって少量かけてから、全体に馴染むようによくかき混ぜておきましょう。
お米によって水の吸い方が違うので、様子を見ながら少しずつかけるのがコツです。まんべんなく水分が行き渡らないと、逆に食感のムラが出て美味しくなくなるので注意しましょう。
清潔なスプレーボトルがあれば、ご飯の霧吹き専用に使うとムラを減らせると思います。

変色してしまったご飯は捨てるしかない?

炊飯器の中で変色したご飯でも、臭いなどに問題がなければもちろん食べられます。
でも、そのままお茶碗に盛って出すのはイヤだなと思うなら、チャーハンなどにリメイクしてはいかがでしょうか?
チャーハンとかチキンライスにしてしまえば、調味料の色でご飯の変色は気が付かないでしょう。
ふりかけなどを混ぜ込んだおにぎりや、丼物にするのもご飯の変色が分かりにくくなるので、気になるときには一手間かけるだけでごまかせると思います。
ただし、変色したご飯には何かしらの変化が出ていますので、その状態で冷凍保存するのは避けましょう。

炊飯器に問題があるなんてことも!

日本の家電は優秀!とはいうものの家電には当たり外れが付きものです。
それは大量生産ならではの問題ですね。製品の検査はしていますが、全製品の検査ではなく、ロットといってひとかたまりからいくつかを選んで検査をするのがスタンダードのようです。
そのため、微妙にセンサーがずれているなどの問題が起こってしまいます。保証期間内なら無料で修理や交換をしてくれますので、工夫をしてもご飯が変色する場合はお客様窓口にも相談してみましょう。

おわりに

ここではご飯が変色する原因と予防方法や対処方法をご紹介しました。
ほとんどは保存の状態やお米の状態などが原因ですが、それ以外にも理由はあります。まず、当てはまる理由から探してみて下さい。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


PAGE TOP ↑