ヒールに慣れていない方は、安定感のあるウェッジソールのパンプスを足元に合わせたいと考える方も多いようですが、ウェッジソールはあくまでカジュアルなシーン向けのシューズになります。ベロアやエナメル素材のウェッジソールなら、ドレスアップしたようにも見えますが、結婚式の服装としてはふさわしくありません。

では、ヒールのシューズが苦手な方、足が痛くなるのが不安・・・という方は、どのようなシューズを選べば良いのでしょうか？

結婚式の服装で安定したシューズを選ぶ時は？

結婚式で安定したシューズを選びたい方は、5cm以下の太めのヒールを選ぶようにしましょう。細いヒールはグラつきやすいため、太めにするだけでも随分と歩きやすくなります。

フラットシューズは、ウェッジソールと同様にカジュアルシューズになるため、結婚式の服装としてはNGです。しかし、妊娠中でヒールのシューズを履くことができない方は、無理をせずに、フラットシューズを履いても問題ありません。

美しくドレスアップをしたい方向けの対策方法

美しくドレスアップをしたい方は、7cm程度のしっかりと高さのあるヒールを選びましょう。
結婚式では、「クローズ」として荷物を預ける場所があります。
会場に付くまでは、歩きやすいフラットシューズを履き、ヒールのあるパンプスを持参すれば、式の最中はエレガントに振る舞いながらも、足の痛みを避けることができます。

結婚式では、立食スタイルを除いてゲストの方は、ほとんどが着席した状態になります。挙式と披露宴を合わせても2～3時間程度で終えますので、少しの時間だけ頑張ってヒールを履きましょう。

結婚式の服装は普段のカジュアルファッションとは違う正装になるため、慣れていないのは仕方がない事です。

マナーを守り、きちんとした正装をすることによって、特別な日を彩る印象深い時間になりますので、身を引き締めるという意味でも、楽なファッションではなく少しだけガマンをする事も大切です。

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また、近頃はマナーが緩やかになってきていますが、式場には年配の方など、マナーに厳しい人が出席している事もあります。恥ずかしい想いをするのは、自分自身とゲストとして招いた新郎新婦になってしまいますので、基本的なマナーを守るように心がけましょう。