土鍋を買ったらすぐ実践!新品のおろし方

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土鍋
土鍋が活躍する時期になりました。
今年始めて購入する人や、買換を検討している人もいると思いますが、土鍋のおろし方はご存じですか?
このステップを省略すると、お気に入りの土鍋が大変なことに!なんてこともあります。
そこで土鍋のおろし方を改めてご紹介しますね。

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土鍋のおろし方を知らないとどうなるの

始めて使う土鍋を下処理しないで使い始めると、割れたりひびが入ったりなどのトラブルになることが多いですね。
土鍋にも種類があって、工場のようなところで機械が作っている量産タイプと、1つずつ職人さんが丁寧に作ったタイプなどです。
機械が型押ししている土鍋はギュッとプレスしているので鍋自体が含む空気は少ないですし、職人さんの手作りなら空気をたくさん含んでいます。
いきなり加熱し始めると中の空気が膨張して、土鍋を割ることに繋がります。
「空気が入らない作りにしたら良いのに」と思うでしょうが、どのタイプの土鍋でも空気を含んでいることで保温性に優れエコな調理ができるんですよ。

土鍋のおろし方は驚くほど簡単だった!

土鍋のおろし方は本当に簡単でほとんど手間がかかりません。

まず、買ってきた土鍋は軽く水洗いをして、乾いたふきんで水滴が残らないように拭き取ります。
次にガス火をつけないままで、お米のとぎ汁を入れるか、なければ水と残りご飯を大さじ1杯くらい入れます。
すぐにガスの火をつけますが、弱火から始めましょう。ゆっくり温めないと急な温度変化で土鍋が割れることもあります。
沸騰してからさらに弱火で20分くらい温めたら、ガスの火を消し冷めるまでそのまま放置しましょう。できれば1日くらいかけて土鍋にノリを浸透させるのが理想的です。急ぐ場合は、完全に土鍋が冷めてから水洗いして使って下さい。

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どうしてとぎ汁などを入れるのかというと、お米にはデンプンが含まれていて、この成分が土鍋にある隙間を塞いでくれるからです。隙間がふさがれないままで使い始めれば、水がその隙間を広げる可能性もあり、土鍋が破損する可能性も高くなります。
火にかけて熱に慣れさせるのと、デンプンで隙間を埋める下処理をしておけば、使いやすい土鍋になりますよ。

他にも便利な方法が?土鍋のおろし方

お米のとぎ汁やおかゆを作って実践する土鍋のおろし方が一般的ですが、他の方法でもできますのでご紹介しましょう。
小麦粉や片栗粉も同じくデンプン質なので、土鍋に水を入れ小麦粉か片栗粉をとかして加熱する方法でも十分です。ただ、その場合は、良く浸透させるためにも1~2日くらいは放置して冷ましたほうが効果的でしょう。

また、土鍋の隙間を埋める下処理の他に、臭いが気になるときの対処方法もあります。
番茶を入れて沸騰させると、土鍋についた釉薬の臭いや土の臭いが消しやすいので、臭いがイヤだと感じたら、この方法を試してみて下さい。

おわりに

新品の土鍋のおろし方をご紹介しました。
土鍋は熱が通りやすく効率的な調理ができますが、そのメリットを活かすために下処理をしてから使い始めましょう。
長く愛用するには、大切な準備になると思います。

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