手湿疹は主婦湿疹?治療法や予防法をマスターしよう

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A four leaf clover in hand
手湿疹は主婦湿疹とも言われていますが原因が明らかではないものがほとんどです。
そこで自分でできる予防法や治療法を覚えて、手湿疹に悩まなくていい工夫をしてみましょう。
手湿疹のタイプ別に詳しくご紹介しますね。

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慢性湿疹の予防法と治療方法は?

手湿疹の中でもかゆみが強く水疱が出にくいのが、「慢性湿疹」です。
コケのようにカサカサした肌になり、繰り返すことから手の皮膚が厚くなるケースが見られます。
原因は明確になっていませんが、皮膚の乾燥や皮脂が足りないことも原因の1つです。また眠れないことで慢性湿疹が起こるとも言われています。
皮膚科での治療だと、ステロイドの塗り薬や抗ヒスタミン剤の飲み薬を使用することが多いですね。眠れないことが原因になっているときは、睡眠導入剤を飲むと緩和される人もいます。
薬に頼るのが嫌いな人は、眠りを促す生活習慣に変えるとか、カサカサ肌に保湿効果の高いハンドクリームを塗るなどの工夫が必要でしょう。

異汗性湿疹の予防法と治療方法は?

異汗性湿疹の原因は汗ですが、その汗の原因はストレスなど精神的な負担によるものだと言われています。
明確な原因はわかっていませんが、ストレスを取り除くことでかなり緩和できると考えられています。
汗腺が詰まることで水疱ができる場合もあるため、春頃になったら汗腺トレーニングをするのもおすすめです。汗が汗腺を通って出やすくなれば、皮膚の下にたまるのを予防し、水疱になりにくいでしょう。
バスタイムに熱いお湯に入るのと体を少し冷ますのを繰り返すだけでも汗腺トレーニングとして有効です。
緊張して汗をかきやすい人は、特に注意が必要ですね。
皮膚科で治療をする場合は、強いステロイドの塗り薬を使うことが多いですが、劇的に改善されるレベルではないようです。

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接触性皮膚炎の予防法と治療方法は?

接触性皮膚炎で代表的な金属アレルギーなら、ご自分がアレルゲンと感じる金属を使っているアクセサリーを使わなければ予防できます。そのアクセサリーも清潔な状態を保てば、特に問題はないでしょう。
化粧品やコスメも同じで、アレルギーになるものを避けるよう成分の確認をしていると安心ですね。
皮膚科ではステロイドの塗り薬、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬の飲み薬が処方されるでしょう。飲み薬に関してはかゆみが強くて手湿疹に耐えられないときに処方されるケースが多いです。
水ぶくれが重症化すると、肌に跡が残ることもあるので、放置しないのが一番良い方法です。
また、病院では何の成分に対してアレルギーが起こるのか、検査でパッチテストをしてくれますので、専門家の検査を受けたほうが今後の対策は取りやすくなると思います。

身の回りのもので手湿疹が起こるケースも!

手湿疹が起こる原因は様々なのですが、日常的に使っているものが原因になっていることもあります。
主婦の方が使う洗剤に入っている「ラウリル硫酸ナトリウム」、手荒れ防止につけるゴム手袋に「メルカプト類」や「ラテックス」などが入っていても手湿疹の原因になるでしょう。
シャンプーの「ムスク類」や歯磨きの「ペパーミントオイル」「シナモンオイル」なども手湿疹の原因になると考えられています。
洗剤に入っているラウリル硫酸ナトリウムは、界面活性剤の1つで、油を分解して洗い流す力が非常に強いことでも知られています。主婦の方は毎日食器洗いがあると思いますが、手の皮脂まで洗い流している可能性が高いです。
皮脂は肌バリアとしても必要なものなので、皮脂が失われることで肌は刺激にさらされるでしょう。このようにして本来は刺激から守られている手に、手湿疹などのトラブルが起こっていることも考えられますね。
主婦の仕事は水による手荒れが多く、ハンドクリームを塗っても落ち着かないことが多いですが、できるだけ手の皮膚が刺激にさらされない工夫をしましょう。

おわりに

手湿疹の予防法や対処方法をタイプ別にご紹介しました。
はっきりと原因がわかっていなくても、あらかじめできる予防方法を活用して、手湿疹のかゆみに悩まないようにしましょう。
手荒れが多い主婦の仕事も、予防策が出来ていれば、「やりたくない」という気持ちが少し緩和されるかも知れませんね。

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