真だこの国産を見分ける方法と体にも美容にもオススメの理由

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タコの刺身
一年中スーパーで売っているイメージのタコですが、実は旬があって種類も様々なんです。
ここでは真だこと水ダコの旬や違いをご紹介しますね。
また輸入物のたこも増えていますが、安心して使える理由があるので参考にしてくださいね♪

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真だこの旬はいつ?土用のタコはとっても美味しい!

日本には豊富な海産物があり、タコも1種類ではありません。

真だこは関東では冬に捕れるのでお正月の酢だこに使われることが多く、旬が11月から1月といわれています。関西では夏至から11日後の半夏生(はんげしょう)の日に食べる習慣があります。

2015年の夏至は7月2日で初夏の真だこは美味しいので、「土用のたこは親にも喰わすな」ということわざがあるくらいです。家族で争奪戦になる味の真だこ…食べてみたいですね。

「土用のたこ」というくらいなので、うなぎのように夏バテにも効果があることがわかります。

種類が変わりますが、水ダコは東北から北海道で夏に旬を迎えます。水ダコは大きいもので5mにもなるといわれていて、北海道でもダイバーが水ダコに遭遇すると、かなり怖いといっているほどです。この大きさなのでタラバガニを食べることもあるんですね。

真だこと水ダコは食感がはっきり違っています。真だこは十分な歯ごたえがあり、水ダコは柔らかい食感で食べられるので、料理に合わせて使い分けると便利でしょう。

茹でダコが選ぶときに国産を見分けるコツ

国産のたこは漁獲量が少ないので、輸入物のたこも茹でダコとして販売しています。

見分け方がわかると好みに合わせた使い方ができるのでご紹介しますね。

まず、国産の真だこは吸盤が小豆色になっています。一方、輸入物の真だこはきれいな白い吸盤が目印ですね。

どちらを選ぶにしても、足の先端までクルンと巻いているたこがオススメです。

また、たこの足は茹でると赤くなっているので、赤い皮が剥がれていないもののほうが新鮮な状態で茹でられています。

このポイントを押さえて茹でダコを選びましょう。

輸入のたこだから美味しくないとは限りません。実は、日本のたこ漁師がアフリカに渡って、現地の人にたこ漁を教えたことがあるんですね。

海外では「デビルフィッシュ(悪魔の魚)」といって、真だこはほとんど食べません。そのことを知ったたこ漁師は、せっかく捕れるのだからと漁の方法を教えて現地の産業を生んだことでも感謝されているんです。

きちんと方法を理解して漁獲されているたこですし、鮮度が落ちないように冷凍して輸入しているため安心して食べられますよ。

たこの栄養で疲労回復&夏バテ予防!

「土用のたこは親にも喰わすな」といわれるくらい疲労回復効果が期待できます。

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疲れたときについ頼ってしまうドリンク剤にはタウリンが入っています。このタウリンはたこにも含まれていて、夏バテ予防や疲労回復にオススメの栄養成分です。

真だこより水ダコのほうがタウリンを多く含んでいます。

亜鉛も多くて、夏に弱りがちな免疫をサポートして夏風邪予防になりますし、カルシウムの吸収を促進するので女性の骨粗しょう症予防にもオススメの食品です。

真だこは美容にもいいことがあるってホント?

真だこの栄養はタウリンと亜鉛だけではありません。

たこには美容のために欠かせないビタミンといわれているビタミンB2が豊富ですね。お肌を健やかに保つのにもいいですし、糖質や脂質の代謝をするのに欠かせない存在なので、美しいダイエットにもオススメ。

ビタミンEも入っているので、抗酸化作用が高く体の巡りも改善してくれます。夏になると室内のエアコンや冷たい食べ物・飲み物で体を冷やしてしまいますよね。そうすると血液やリンパの流れが滞るので、夏の真だこを食べるのは理に叶っているのです。

鉄分も豊富なので貧血気味の女性は積極的に食べて欲しいですね。

栄養とは関係ありませんが、真だこを食べるときは良く噛まないと飲み込めないと思います。噛む時間が長いと満腹中枢が刺激されて、食べ過ぎ予防になります。歯ごたえのあるものを良く噛むと、顎が疲れますが顔の筋肉をよく動かすので小顔にも効果がありそうだと思いませんか!

いくつもの理由で、真だこは美容にも嬉しいことがたくさんあります。

低カロリーのたこならダイエットもスムーズになるでしょう。

茹でダコの食べ方いろいろ簡単レシピ

茹でダコは既に加熱済みですから調理するのも簡単です。

そのままスライスして、醤油・わさび・生姜で食べても十分に満足できると思います。

他には、茹でダコを使ったお好み焼きやたこ焼きも人気がありますし、トマトソースで煮込んでパスタにかけたり、トーストにチーズと一緒に載せてピザ風にして食べる人もいます。

茹でダコの酢の物もさっぱり食べられて、酢のクエン酸で疲労回復メニューになるでしょう。酢の物はポタポタたれるのがイヤだという人もいるのでワンポイントアドバイスです。

乾燥しているわかめを水で戻さずに、そのまま酢の物の中に入れて和えましょう。余っている酢を吸ってわかめが戻りますので水っぽさを感じない仕上がりになりますよ。

おわりに

真だことミズダコの旬や、食べ方などをご紹介しました。

茹でダコで買ってくると調理も簡単ですし、アレンジしやすくなるでしょう。選び方もシンプルなので、その時の予算に合わせて国産・輸入物を使い分けてはいかがでしょう?

夏バテや美容にも効果がある真だこで、毎日の献立に変化を出すのもいいですね。

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